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時計を見て左之助がいった
「そろそろ奴がサークルを出る時間だ・・・」 「よしっ、行くよっ!」 「ヒヨコ神社」が動き出した。 PR |
ファンブルグ某所。
研究所によくあるような一室。
机、本棚、乱雑に積まれた本とレポートとおぼしき書類の山・・・。 部屋の中には4人の男女が見える。 「・・・それで『サンプル』の収集は進んでいるのか?」 「はっ、集まりつつはありますが、研究を継続するにはまだまだ足りませぬ」 「それらしい噂を収集して、あたってはいるものの、ほとんどがガセネタという有様で・・・」 「それとなく他の研究機関にも調査協力の依頼を流しておりますが、どこからも回答はありません」 「『サンプル』が集まらなくては『特異体』の培養は・・・」 「空蝉、その言葉は使うなといったはずだが・・・?」 「はっ、も、申し訳ありません・・・」 「とにかく、『サンプル』が少なすぎて、このままでは実用化のめどは厳しいかと・・・」 「よし・・・第二段階にはいる・・・」 「?」 「!?」 「捜索の対象を、戦闘職から非戦闘職、つまり生産職や特別職にまで拡大する・・・」 「「「!」」」 「野分、浮舟、空蝉!わかったか、今後は、民間人でも構わん、非凡なる才能の持ち主を探しだし、験体とするのだ」 「「「ははっ」」」 3人は頭を下げた。 「すべては我らの主のために・・・」 「「「すべては我らの主のために・・・」」」 部屋の中に、声が反響した。 |
その夜・・・。 |
こんにちは、斎(いつき)です。 |
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