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【2024/04/25 10:15 】 |
ep.0 地上最強の請負人 -前篇-
以下は極秘情報・・・

最高機密!

【バイオニック組織移植手術について】

名前:ゆかりこ
性別:女性
職業:魔術師
レベル:55

クエスト中の事故により重傷を負う。
負傷箇所:両手、両足

手術内容:バイオニック組織移植
費用:極秘










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【2010/09/06 21:33 】 | メインストーリー | 有り難いご意見(4) | トラックバック()
あとがき・・・っぽいもの④
 いつもご愛読頂いて本当にありがとうございます。
「開運!ヒヨコ神社」、とうとう第1部を終えることができました。

3月の末にふとしたことから落語とは違った形の二次創作やってみたくなって、ほとんど詳細を煮詰めることもなく勢いだけで始めた話ですが、こうして*一応*お話が完結できたのが奇跡のように思えます。
これも、熱心に読んでくれていろいろな形で叱咤激励してくださった皆様のおかげだと思っております。
重ねて御礼いたします。
どうもありがとうございました。

それでは、いつものお断り書きを・・・。

この作品は、MMORPGコンチェルトゲートフォルテを舞台にして、自分のキャラやお友達のキャラを登場人物とした二次創作作品です。
登場するキャラについては、お名前や設定の一部を使わせていただいておりますが、性格付けなどは私のオリジナルであることをお断りしておきます。なので、もし文句がある場合には私の言ってくださいね。
決してプレイヤーさんに「いいとこ取りしやがって・・・」とか言わないでくださいね・・・。

さて、それでは作品のあとがきっぽくコメントを・・・。

今回はep.10からep.13までです。

※ネタばれもありますので、本編未読の方はご注意ください。








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【2010/07/25 18:59 】 | その他 | 有り難いご意見(4) | トラックバック()
エピローグ
それから1週間。

大晦日のファンブルグの街は、新年の準備で賑わっている。

2年参り」ならぬ「2年クエスト」とかで、新年をクエストで迎える冒険者たちは、薬と食料を買い込むと、お目当てのダンジョンに向かった。

そうでなくても、新年は物流が停滞するであろうと、装備や物品の買いだめをする人々で街は混雑している。


今年のクリスマス・イブも何事もなく終わった。

ミサに出席した人々は、説教が司祭長ではなく副司祭長であったことに首をかしげていたが、それもすぐに忘れられた。





 

 

 

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【2010/07/20 00:01 】 | メインストーリー | 有り難いご意見(2) | トラックバック()
ep.13 みんなのうた -最後の詩-
 12月23日 23時 洞窟内深部

「まだ終わってません!」

「ねこたちが、相手になってやるにゃ!」
洞窟内部に力強い声が響き渡った。

「えっ・・・」
斎(いつき)が振り向くと、そこには弓を構えたみい姉と斧を構えるアインが立っていた。

「みいさん、アインさん・・・」

「斎さん、ここは私たちが食い止めます」

「早く、慧にゃとさにゃを回復するにゃ」

「・・・あ、ありがとう、みいさん、アインさん!」
斎は倒れている慧さまに向かって駈け出した。

二人は、ユカリコと浮舟に向き直った。

「今度は私たちが相手です」

「さっきは、不意を突かれたけど今度はそうはいかにゃいぞ」

「少年たちよ、その勇気と犠牲心は評価するが、君たちには勝ち目はない。すぐに退散したまえ」
天井のスピーカーがそう告げた。

「さっきもそう教えたはずですが・・・」
浮舟も両手を広げ肩をすくめる。

「同じことを何度も言われるのは、よい生徒ではありませんね」

「・・・」
ユカリコは無表情のまま、二人を見下ろす。


その時、


「その子たちを見くびらない方がいい・・・」
みい姉、アインの背後の暗がりから声がした。







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【2010/07/19 14:51 】 | メインストーリー | 有り難いご意見(2) | トラックバック()
ep.13 みんなのうた -別れの詩-

12月23日22時30分 迷宮内研究施設。


長い黒髪に、クリスタルをモチーフにしたヘアバンドのモチーフが煌いている。

白い肌、薄い唇。

まとっているローブは、生命の息吹を感じると好んで着けていた緑色。

右の薬指には魔法による攻撃力を増力する「冷たい指輪」が光っている。

そして・・・。

薄く開かれた目はクリスタルのように透明だけど、何も映してはいないように思われた。

「えーと、ゆかりこさん、ゆかりこさん、聞こえますか?どうぞ」
空蝉は、ふざけた口調で声をかけたが、対するゆかりこは

「はい、マスター」
ごくごく真面目に応える。

「ゆかりこさん、こっちへきてください」

「はい、マスター」
ゆかりこは、まっすぐ正面を向いたまま、歩き出した。

呆気にとられているサータルス、フィーア、フュンフの前を通り過ぎる。

「ゆかりこ・・・」
フィーアの呟きも耳に入らなかったのか・・・。

ゆかりこは表情を変えることもなく空蝉の隣に並んで立った。








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【2010/07/17 22:25 】 | メインストーリー | 有り難いご意見(1) | トラックバック()
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